2008年07月31日

青葉が広がる桜と塩害に耐える桜(真中)

青葉が広がる桜と塩害に耐える桜(真中)

母校では夏休みにもかかわらず、多くの生徒達が、インターハイや夏季大会に勤しみ、喚起溢れる熱戦を各地で繰り広げているようです。私も猛暑の中、白球を追いかけていた時代を懐かしく想います。しかし同じ暑さの中でも、私たちの時代(30年前)とは、何か違った気候である気がするのは、私だけではないと思います。


近年は、新潟中越から始まり、七尾・宮城・岩手地震だけでなく、集中豪雨等、自然災害が頻繁に発生しております。自然に前では、無力を感じるだけでなく、畏敬の念の中にも、人は謙虚でなくてはならない(注意を怠らない)と痛感した次第です。その一方で、災害の中でも、自らのリスクで救助に当る自衛隊の姿や、援助や救護に勤しむ市民の姿に、古来から日本人がもつ、「助け合い」の姿を窺えることができ、当同窓会が根幹とするボランタリー精神の大切さをあらためて認識した次第です。

私は恩師からいただいた「一粒は一粒、されど一粒」という言葉を座右の銘とさせていただいております。数珠の珠は、一粒では価値はなさそうでも、結びつけば立派な念珠となる。今の世は、情報化と高速化により、お互いが密接になり、本質を見極めることが難しくなりつつあります。まずは「個」(ひとり)が研鑚して、自信と誇りを持ち、お互いに助け合うことで、「集」となる。それが繁栄と共栄になるものと信じております。

しかし、今は教育においては「親が学校に」、生活においては「市民が行政」に・・まずは「集」に対して期待したり、要求したりする等、人任せが多くなったような気がしてなりません。これからの世の中、日々の変化に、臨機応変に適用する能力が、企業でも社会でも求められている中、教育の現場でも、より適応能力を磨くカリキュラムが求められております。是非、我が母校の生徒は、一人一人が得意分野を研鑚し、個性を確立してもらいたいと願います。その個性を伸ばす環境づくりを学校が提供することは、決して差別ではないというのが私の信条です。

私も、まずは自から・・と、座右の銘を抱きながら、行動し、母校を側面支援してまいりたいと思います。

東海大学付属浦安高等学校
第5代同窓会会長 青山真士、拝